気候変動について考えよう!SDGsワークショップ。



12月10日(日)クールセンター八王子で「シネマ✖議論✖ワークショップ〜気軽に持続可能な生活を実現するために〜」が行われました!

気候変動問題に関しては、あまりにも大きすぎる問題で、答えのない悲観的なイメージが強く、さらに知識もほとんど無いため、大事だと分かっていながらも、無意識的に避けてきました。

しかし今回は、以前からお世話になっていた、八王子市クールセンター長の田所 喬さんが誘ってくださったことと、英語でも互いに議論をするということに惹かれて(でも英語ができる訳では、決してありません(笑))、今までとは違った、何か期待する思いを抱いて、参加しました。

最初に感動したのは、会場に集まった40名ほどの参加者のうちの3分の1が中学生たちだったことです。中学校の生物の先生が、授業中にこのイベントを紹介し、その時に参加を希望した学生だったようです。

また、チューリッヒ応用科学大学(スイス)からインターン生として、日本の大学で勉強しているジャナさんが、英語を使ってワークショップを進めてくれたのですが、ゲームを織り交ぜながら、ワークショップを進めて下さり、それに対して軽い感じで、東京都立大学の沼田教授が、通訳してくれたのが、雰囲気をほっこりさせてくれて、とても、良かったです。

後半は、環境ドキュメンタリー映画『デヴィッド・アッテンボロー: 地球に暮らす生命』を、みんなで視聴しました。

94歳の世界的な動物学者 デヴィッド・アッテンボローさんが、これまで目にしてきた地球上の壊滅的な変化について振り返りながら、地球へのメッセージを語っています。

映画の中で、

地球に、今、何がおこっているのだろうか?

地球や私達の暮らしは、今後、どうなっていくのか?

今、地球にたいして、わたしたちができることは何だろうか?

に対する彼なりの答えが出てきます。

そして後半は、この絶望的な自然破壊の中でも、自然はそれを乗り越える力があるし、不可能に見えても、人間の具体的な行動によって、地球を再生できうるという内容でした。

映画の冒頭は、史上最悪の原発事故、チェルノブイリ原発事故で、廃墟となってしまった街の光景から始まり、最後に再び廃墟の街が現れるのですが、その一方で、長い間、人間が全く手を付けなかったことによって、豊かな大自然の街に変化していることで、終わっていました!

もちろん、世界的な動物学者 デヴィッド・アッテンボローさんほどの方ですから、地球の再生に対して、問題が山積みであることは、分かっていらっしゃるでしょう。

それでも敢えて、私達の努力を結集することで、今の困難は十分に越えられると仰ってくださった一言は、私にとって、環境問題、気候変動問題に対する認識を肯定的なもの、自分事に変えてくれました!

肯定的な言葉は、人を勇気づけ、行動へと駆り立ててくれますね。

また、各テーブルに置かれていたお菓子や、飲み物ですが、無くなったら、また、どこからか出てくるのが、不思議で(笑)さらに、雰囲気を和らげてくれました。

田所センター長の術中にハマってしまったね(笑)

今日の感動が、瞬間のものに終わらないように、次の環境イベントにも、早く参加しようと思っています。