タイムマシーンに乗って、オイド(烏耳島)先史遺跡公園へ



11月22日、オイドの赤い灯台等を巡り、観光気分に浸った後に、少し時間が余ったので、海辺と反対の内陸に入って、すすきの草原が広がる丘を越え、先史遺跡公園を訪れました。全くの無計画でしたが(^_^;)

以下は、オイド先史遺跡公園について、事前に調べた情報です。

オイドは漢字で烏耳島と書きますが、もともとは、始興市から約4㎞ 離れた島だったそうです。

1932年(日本の植民地時代)に干潟を 塩田として使用されるようになり、陸地化され始め、1980年代末に 始華工業団地が建てられるようになり、完全に埋め立てられたそうです。

そのオイドですが、1949年、尹武炳(ユン・ムビョン)教授が、オイドの島全体に貝塚(貝を食べて捨てた貝の殻が積もったもの)が分布していることを発見しました。

烏耳島(オイド)遺跡は、韓国中部の西海(ソヘ)沿岸を代表する貝塚で、韓国・先史時代の海辺での暮らしや文化を研究する上で貴重な資料となっています。

そして、2018年4月10日、オイド先史遺跡公園が開園され、2019年には、始興オイド博物館(オイド先史遺跡公園の近く)がオープンしたそうです。

私達2人が、オイド先史遺跡公園に到着したのは、16時前でしたが、帰りの時間も考えて、先史体験村や、野営村などを、早足で巡りました。

ただ、説明の標識があまりなく、建物やモニュメントだけでは、どうしても、繋がりが、よく分からなかったので、ガイドブックでも頂ければと、事務所に立ち寄りました。

すると、文化観光解説士のキム ヨンジャさんが、事務所から出てこられ、公園全体を見回し、図や写真の入ったクリアファイルを見せてくれながら、丁寧に説明してくれました!

そして、公園の近隣を一緒に巡ってくださり、新石器時代の様々な家屋や、石器時代の火起こし、農業や狩りの様子を、臨場感あふれるように、話してくださったので、タイムマシーンに乗ったかのような錯覚を覚えるほど、深く伝わってきました!

先史体験村では、家族で泊まることも出来るそうですね。

ヨンジャ解説士の時間の都合で、公園内の一部だけの説明で終わりましたが、始興市やオイドに対する見方が転換され、お腹いっぱいになりました(笑)

帰国後で調べると、公園のガイド時間が : 10:30, 13:30, 15:30と3回に分かれていたので、オイド先史遺跡公園に訪れる場合には、予め、連絡して確認するか、ガイドの時間に合わせて、訪れると良いかと思いました。(通訳は必要です。)

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