60年前にタイムスリップ、漫画の聖地 トキワ荘!

9月16日、漫画の聖地と言われる、トキワ荘マンガミュージアムに行ってきました!


今まで、漫画について関わる機会が、あまり無かったのですが、8月6日に行われた多文化共生写真展の日本ブースで、漫画家、きららさんから話を聞いたことがきっかけとなり、日本の誇る漫画文化のルーツを知りたいと思っていました!


その1ヶ月後、大江戸線「落合南長崎駅」近くでの用事のために、グーグルマップを見ていると、トキワ荘マンガミュージアムが目に飛び込んできたのです。


日本を代表するマンガ家、手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫等が青春時代を過ごし、伝説のアパートとも呼ばれた木造2階建ての「トキワ荘」。1952年〜1982年まで存在していましたが、その後、老朽化により、解体されました。


しかし、当時の写真や文献などの調査により、2020年7月に「トキワ荘」マンガミュージアムとして夢の再建!外装や内装は、わざと汚くしていたり、木造階段は、ギシギシと鳴る音まで当時の姿を忠実に再現していました!


2階に上がると、当時のトイレが現れました。トイレは、くみ取り式で、当時、臭いがすごかったらしく、案内板には「臭いがきつく、目が痛くなるほどでした。」と書いてありました。


すぐ隣の炊事場は共同で、洗面や洗濯もここで行い、流し台を風呂代わりに使う人もいたそうです。
廊下伝いの左右には、漫画界の巨匠たちが作品を描いていた10部屋がありましたが、各部屋の広さは、なんと4畳半。


今や、日本文化の代名詞といえる「漫画」ですが、当時は、漫画家になりたいと言っただけで、変人扱いを受けていたそうです。


劣悪な環境にも関わらず、時代を超えて、人々に夢とロマンを与える作品を続々と輩出できたことを通して、「人は物質や環境でなく、考えによって生きていくのだな」と考えさせられました。


「A potato seed is quite big, but its tree is extremely small. On the other hand, even though the mustard seed is extremely tiny and small. its tree becomes a grand tree that is tremendously majestic」


「芋の種は、とても大きいが、その木は非常に小さい。しかし、からし種は非常に小さいが、その木は、極めて大きい木になる。」


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