9月15日 川崎市登戸にちょっとした用事があり、そのついでに、川崎市立日本民家園に行ってきました。

川崎市立日本民家園は、急速に消滅しつつある古民家を永く将来に残す事を目的に、1967年に開園した古民家の野外博物館です。


日本民家園では、東日本の代表的な民家だけでなく、水車小屋、高倉、農村歌舞伎舞台など、25件に及ぶ建造物を、見ることができます。


その25件の古民家ですが、宿場、信越の村、関東の村、神奈川の村、東北の村のエリアに分かれ、国指定重要文化財7件、国指定重要有形民俗文化財1件、県指定重要文化財10件、市指定重要歴史記念物7件と、すべて文化財の指定を受けているんです。


古民家は、約300年くらい前に建てられたもので、25件の古民家は、それぞれ別の場所に建てられていたのですが、屋根も壁も、バラバラにして、運んで組み立てた移築なんです!!


古民家を回ってみると、今では使うことがない、土間や、囲炉裏、馬小屋、旧式のトイレ、井戸などに身近に触れ、過去にタイムスリップした時間でした。
部屋は広々としていて、心が落ち着く空間でしたし、雨風、吹雪にも耐えられる丈夫な家を、その地域にある限られた資材で建てていて、とても、感動しました。


白川郷の合掌造りは、テレビや写真でだけ見ていたのですが、こんなに間近で見れるなんて、想像していませんでした(^^;)
ここに来たら、全国を回った気分になれますね!


古民家を背景に自撮りをしながら、日本民家園を回っていたのですが、時々、近くにいた観光客の方に、写真をお願いすると、多くの方が外国人で、海外でもこの民家園が噂になっているんだとわかりました。


私は、歴史が好きで、その地域の歴史に関連する場所には訪れることが多いのですが、今日は特に昔の日本人の日常生活を実感する時間になりました。