ついに始まる、日本遺産100日前イベント「絹に願いを!」(続編)

映画「シルク 時空を越えて」上映は、午前の部と午後の部の2回行いました!
午前は、映画上映後に、監督のトークショー、午後は、映画上映後に、川越市 八王子市、横浜市の3市の絹関係の専門家によるパネルディスカッションを行いました。


開会の挨拶で、前 八王子市日本遺産推進担課長 平塚 裕之さんが、「今回のイベントは、道、絹、繋がり」がポイントとなるのではないか?と話されていましたが、私達の考えていたことを、すっきりと表現して下さいました。


今日のイベントまでは、川越市 八王子市 横浜市と聞くと、単純に、道としての繋がりとして、横浜とは浜街道、横浜線。川越とは、古川越道、八高線で繋がっていることを知っていても、実際、歴史的にどんな経緯があったかを知っている参加者の方は、ほとんどいなかったと思います。


特に、パネルディスカッションでは、絹に纏わる3市の繋がりにフォーカスを当てた話が交わされましたが、その中でも、誰も知らないであろう、興味深い話がいくつもありました。


旧川越織物市場を建設する時に、川越商工会議所の織物商が八王子市に視察に来られた話や、高尾山の杉苗奉納の芳名板に、川越市や横浜市の方が多いこと、シルクロードネットワーク 事務局長をされている米山 淳一さんの活動が、八王子市の隣にある日野市の、旧蚕糸試験場のの購入から始まったこと、そして、横浜歴史資産調査会の理事長は、八王子に在住していること(笑)など、短い時間の中で、様々な話が飛び交いました。


何と言っても、横浜や、川越といった今と昔が美しく融合した街づくりに関わる方たちから、八王子との交流を願っている声を聞くことが出来て、今後の連携に希望を持つことが出来ました!


また、熊谷監督が「日本遺産に八王子が認定されたことは、とてつもなく、すばらしいことだ。お祝いしたい!」と仰って下さったことで、来場者の方々は、八王子市の日本遺産認定の価値について、はっと気付かされたのではないかと思いました。


最後に、ゲストの方たちが、大きな短冊に絹に願いを込めて、一筆書いてくださり、観衆の前で発表して下さいました!


「温故知新」ファシリテーター 鮎さん

「シルクは、みんなの宝!」
横浜歴史資産調査会 米山 淳一さん

「『いにしえからの道』はオモイと夢を未来に紡ぐ」
前 八王子市日本遺産推進担当課長
平塚 裕之さん

「たんすの着物を取り出して、自由に楽しく来てみませんか。新しい自分に出会えるように。」
川越きもの散歩 藤井 美登利さん

「『シルク時空をこえて』私たちは、何処へ!?」
「シルク時空をこえて」映画監督
熊谷 友幸さん


この思いが、天に届きますように!