「やさしい日本語」を使った高尾山ガイドを始めました!

高尾山紅葉シーズンである11月に入って3回(11月10日、26日、28日)、知り合いの高尾山登山希望者を集めて、外国人向けのガイド練習を行いました!


今年に入って、海外からの訪日観光客が増えており、それと同時に高尾山に登る外国人観光客も増えている中で、高尾山ガイドの需要も増してくるだろうと考えて、数ヶ月前から、八王子観光コンベンション協会が主催するネイチャープログラムや、八王子ウォーキング協会ワンステップ主催の「高尾山の歴史と自然ハイキング」等に参加しながら、高尾山に関する情報を集めていました!


また、今年の初めに、入門やさしい日本語認定講師養成講座を受講し、「入門やさしい日本語認定講師」になりましたが、その中で、さらに「やさしい日本語歴史部」が出来て、私も仲間に入れさせてもらいました。


そして、やさしい日本語歴史部のメンバーの活動報告を聞きながら、「やさしい日本語を使った高尾山ガイド」をすることを決心し、まずは、知り合いや、知り合いの知り合いに呼びかけて、今回の高尾山ガイドに至りました。


高尾山は、深い歴史や文化、また豊かな自然、交通の便利さ等の故に、世界で一番登られている山(年間300万人!)になっていて、八王子市の紹介をする時にも、一番、分かりやすく、強調されやすい場所です。


そのため、案内する内容は、多岐多様に及ぶのですが、それを「やさしい日本語」にするのが、とても難しいです。
高尾山は、薬王院という寺と密接な関係があり、宗教を避けては説明できないのですが、その用語や歴史をどう、やさしい日本語に置きかえて、誰にでも分かりやすく説明するかが課題です。


今回、11月に3回行なった高尾山ガイドでは、わずかしか、やさしい日本語を使えませんでしたが、今後、少しずつ経験を積みながら、やさしい日本語を、ガイド案内の中で積極的に使っていくつもりですし、何と言っても、今回の参加者のほとんどは、高尾山ガイドを高く評価してくれていたので、可能性を感じています。


皆さんの中でも、高尾山に関心がある方は、ぜひ、お声がけください!
よろしく、お願いします!