「アシナミドリプロジェクト」に参加しました!



10月24日(月)、西放射線ユーロードで地植え植栽を体験するワークショップ「アシナミドリ」に参加しました。

小雨の降る中でしたが、主催の東京都立大学川原研究室の方々や、庭師の方たちを含めて、20名以上の参加者が中町公園に集まりました。

「アシナミドリ」の名前には、街路樹の足下に、皆で足並みを揃えて、心地良い植栽を増やしていこうという意味があるそうです。

ユーロードは、JR八王子駅北口広場から甲州街道の八日町交差点までの八王子で一番賑やかな商店街で、歩行者と自転車の専用道路になっています。

買い物や移動の際に、私もよく通る道ですが、街路樹がどうなっているのか、詳しく見たことは一度もありませんでした。

最初に、都立大学の関係者が今回のプロジェクトについての説明をして下さった後に、庭師の方が地植え植栽の方法について教えて下さいました。

街路樹の周りの土で囲まれている場所に植物を植えていくのですが、大きめの植物と小さめの植物の2種類があり、先に大きめ植物を、街路樹の根本を中心に、二等辺三角形になるように植えるそうです。

それから、その隙間に、小さめの植物を植えていくと美しく見えると話されていました。

また、中町は和風の植物、横町は洋風の植物を植えることで、コントラストを付けようとしていることを知りました。

実際に四人ずつに分かれて、中町と横町の街路樹の周辺で、地植え植栽を始めました。

最初は、大きめの植物の位置を決めるのに、戸惑ってしまいましたが、植えていくにつれて慣れていき、また、集まったメンバーが素人ながらにも、個性的で美しく植栽がされていくことで、互いに喜びを分かち合うことができましたし、その周辺に対する愛着が湧きました。

思ったより多くの人たちが参加したようで、短い時間で作業は終了しましたが、大学、市役所、商店街、市民が一緒に街づくりを行う素晴らしい企画だったと思います。

今回行なったユーロードでの「アシナミドリ」プロジェクトは、試験的な企画だったようで、今回の結果を見て、他の地域でも実施する予定だそうです。

次回の「アシナミドリ」プロジェクトの実施が待ち遠しいです(笑)