初めての4泊5日 台湾海外研修(一日目)

1月2日〜6日の日程で、おもてなし国際協議会のメンバーが、初の台湾海外研修に行ってきました!


1月2日
新竹市の合唱団Vox Nova Singersとの交流会。

1月3日
日台友好の架け橋となっている、「台湾ダムの父」八田與一記念館見学、鄭南榕記念館で台湾観光協会会長、葉菊闌氏、葉竹梅氏等との交流

1月4日
高雄市政府、高雄市立図書館、
日台友好協会高雄事務所に表敬訪問。

1月5日
総統府、228事件記念館 見学
中華パラリンピック協会 表敬訪問
飛馬国際交流協会(メンバー)との交流会

1月6日
帰国


という形で、実に中味の濃い時間を台湾で過ごしてきました!

今後の日台交流について相談した方々は、普通は会えない方たちで、

  新竹市合唱団 指揮者 沈新欽 博士

  台湾観光協会 会長 葉菊闌 氏

  高雄市政府 国際所所長 張硯郷 氏

  高雄市立図書館 副館長

  日本台湾交流協会(領事館管轄)副所長 吉田 清史 氏

  中華パラリンピック総会 会長 Mu. Ming chu 博士


等でした。


台湾海外研修の初日、台湾の桃園国際空港到着ロビーに着いてみると、「長野岩雄さん」と書いたボードを見つけることが出き、新竹市の合唱団Vox Nova Singersのメンバーと初めて、直接お会いすることが出来ました!


新竹市合唱団Vox Nova Singersというと、東日本大震災10周年に合わせて、2021年3月11日、震災復興のテーマソング「花は咲く」を、八王子市の歌手たちと、一緒に歌う、おもてなし国際協議会の企画に参加して下さった台湾の合唱団グルーブです。


「花は咲く」の1番をVox Nova Singersが台湾語で歌い、2番を八王子市の歌手が歌った動画を作成し、日台の絆を深める象徴的でインパクトのある音楽企画となりました!


Vox Nova Singersのメンバーは、桃園国際空港から、私達6名を車に乘せて、台北市で最も有名で、誰もが知っている台湾料理店(欣葉台菜創始店)に連れて行ってくださり、そこで交流会を行いました。


Vox Nova Singersの指揮者でもあり、台湾全土で、指揮者、音楽指導を行っている
沈新欽 博士が、レストランで待っていて下さり、交流会を導いてくださいました。


沈新欽 博士は、文華大学音楽学科卒業後、文華大学、福州大学、建中学校で合唱指導者を務めました。その後、ウェストミンスター合唱大学のマスタークラスで合唱指揮と声楽を専攻し、卒業後は東アメリカの音楽界で活躍し、ニューヨーク市ベルカント・オペラ・カンパニーの合唱指揮者を務めたこともあるそうです。


他にも書ききれない経歴を持っている方なのですが、沈新欽 博士のお姉さんが、西八王子に住んでおられて、私達の団体を度々、応援して下さっているために、「花は咲く」プロジェクトの際に、沈新欽博士を紹介して下さったのですが、台湾で活躍している指揮者としか、説明がなかったため、軽い気持ちで連絡してしまい、大変後悔しています。


沈新欽 博士は、今年70歳なのですが、
あまりに若々しいため、健康の秘訣を私達のメンバーの一人が尋ねたのですが、5つ
の秘訣を仰っていました。そのうちの一つが「毎日、人を笑わせる話を10すること(笑)」だとのことです。


その言葉の通り、沈新欽 博士が中心となっての交流会は、笑いが絶えない、楽しくて、しかも内容のある時間でした!


交流会の最後に、沈新欽 博士がポータブル拡声器を取り出して、「花は咲く」の曲を流し、それぞれの母国語で一緒に歌ったのですが、沈新欽 博士が華麗な指揮をしてくださり、感動的なフィナーレの時間になりました!


日本の飲食店では、考えにくい光景ですが、台湾文化の大らかさが、このようなところにも表れているように思い、とても素敵に感じました。


Vox Nova Singersのスタッフの一人が、今年の抱負として、日本での海外公演を実現したいと話されていましたが、それは、すなわち、私達へのお願いでもありました。


早速、台湾を代表するVox Nova Singersの東京公演の実現が、今年の私達の目標の一つになりました!


Vox Nova Singersと共に、歌を通しての新たな日台関係を築いていきたいと思います!