ユニバーサルスポーツで高校生と交流!

8月5日(土)、高校生が考えるユニバーサルスポーツ体験交流会に参加して来ました!


開催場所は、クラーク記念国際高等学校横浜キャンパスでしたが、高校で開催するイベントに参加するのは、初めてでしたので、期待する心と、緊張する心が入り混じった状態で、会場に入りました。


最初に、学校の先生が、全体に向けて、今回のイベントの趣旨ついて話してくださいました。


今回のイベントは、「誰もが、みんなで楽しめるユニバーサルスポーツ」をテーマにしていて、高校生達が0から作ったものを、外部からの参加者に体験してもらうことで、よりみんなで楽しめるスポーツになるように、参加者から意見や感想を聞きたいとのことでした。


キャンパスはビルの中にあり、3つのチームに分かれて、それぞれフロアーに移動し、ユニバーサルスポーツが同時に行われました。
3種類のユニバーサルスポーツは、それぞれの担当の高校生が、ルール説明をしてくれました


①SOUND HUNT
(攻撃側は、一人が目隠しで中央のスペースを歩き、サポーターの指示によって、マーカーで囲まれた、小さな枠に向かって歩く。枠に入ると得点。守備側は一人が目隠し、サポーターの声を聞いて、外側から、ゴムボールを転がし、目隠しの攻撃側を当てると得点)


②◯✕フリスビー
(一人がフリスビーを、1普通に投げる、2車いすに乗って投げる、3車いすに乗って目隠しで投げる、の3通りの投げ方の内、一つを選ぶ。
受け取る側は、縦横5✖️5のマスの中の1箇所に立ち、投げる側に声をかけて、キャッチできると、得点。そして、キャッチしたマスにマーカーを置く。縦横斜めの5つの内、1つ、先に揃うと勝ち。)


③Individual Attack
(両チームが、互いに目隠しをして、サポーターの鈴の音を聞きながら、スポンジの棒で、相手を叩きあう。剣道のように、頭、胴、手など、当たったところによって、点数が加算)


それぞれの種目の時間は短かったですが、その時間で、チーム間の交流が進みましたし、高校生が、工夫して、ユニバーサルスポーツを作り出していることに、驚きました!


ユニバーサルスポーツ体験会が終わり、最後に、3つのチームが、それぞれ分かれて、ユニバーサルスポーツを作ってくれた高校生達と感想をシェアしながら交流する時間を持ちました!


参加者の感想を聞いてみると、障害者スポーツの専門家の方も何人か混じっていて、コメントのレベルが高いな(^_^;)と感じました…


「ユニバーサルスポーツを楽しむことも大事だけれども、競技が終わったときには、小さな共生社会ができていないといけない。」と話していらっしゃった方がいて、とても、勉強になりました!


クラーク記念国際高等学校の学生たちは、今回のユニバーサルスポーツを、今日の参加者のコメントを参考にして、さらに改良し、実際に東南アジアのラオスに行って、ユニバーサルスポーツによる交流会を行う予定だそうです。


こんな体験を、高校生の時からさせてもらえる、クラーク記念国際高等学校って、本当に素敵ですね!彼らの将来が楽しみです!