始興市の歴史と自然を味わえる ケッコル生態公園!

5月2日の午前に、姉妹都市 始興市について、少しでも知って、始興市役所に行こうと、始興市の観光地ケッコル生態公園に行ってきました!始興市役所駅から、バスで約20分程行ったところにあります。


公園の入り口に、案内所があったので、そこで公園全体の説明を聞こうと思ったのですが、ちょうど、ランチタイムでスタッフが不在だったので、一時間ほど、公園周辺を散歩しながら、写真撮影をしました!


ケッコルとは、「浜辺にある溝」とう意味で、京畿道で唯一の内湾干潟で、もともと塩田だった一部を復元し、天日塩の生産過程を学習することができる広大な公園でもあります。


始興市は過去、塩の産地で有名だったそうです。この、ソレ塩田という塩田地域は1934年から1936年に作られ、当時ソレ塩田から生産される大部分の塩は水仁線と京釜線列車で釜山港に運んだあと、日本に運び出していました。


戦後、ソレ塩田は韓国の塩の総生産量の30%を占めていましたが、天日塩の輸入自由化の影響で採算性が悪化し、1996年7月31日に閉田となりました。


閉田後、多様な塩生植物および各種の魚類などが住むようになり、これをえさにする多数の鳥類と哺乳類が増えて、なんと、始興市の生態環境1等級地域に指定されるようになりました。


中央を横切りながら歩き続けていましたが、公園の中央にある、かなり高い木造建ての「揺れる展望台」が目に止まり、登ってみました。螺旋状の階段で、最上階まで登って行き、地上を見下ろすと、広大なケッゴル生態公園と、その向こうの見える始興市の市街地が。幻想的に見え、とても感動しました!


案内所のスタッフが13時位に戻ってくる時間に合わせて、ゲッコル生態公園入り口まで戻ってきて、午後1:30に出発する電気遊覧車の乗車券を買いました!遊覧者は、乗車時間は約15分で、公園全体を一周してくれます。(乗車料2000ウォン)


一緒に乗車した、韓国人のおはさんたちの一人が、私のことを外国人だと分かって、日本語で声をかけてくれました。


おそらく始興市周辺から来られた一行の方たちで、運転手はガイドをしてくれませんでしたが、おばさんたちが、おしゃべりしながらガイドをしてくれました!


「この赤く紅葉している木は、アメリカで日本紅葉と言われているが、韓国人の教授は否定している(笑)」とか、「こちらの地域が、海の水が入ったり出たりする干潟だ。」など説明してくださり、全く何も分からない自分にとって、公園の全体像が掴める、楽しい時間でした!


ケッコル生態公園では、始興市で一番大きな祭り「始興(シフン)ケッコル祭り」が、毎年9月中旬に行われています。ケッコル生態公園の恵まれた環境の中で行われる人間と自然が共存する祭りらしいです。


その後の始興市役所の職員の方たちとの話し合いで、「このフェスティバルの時期に合わせて、八王子市から、観光客やパフォーマンス団体が来てほしい、八王子市長からもメッセージがあれば嬉しい」と話していました。


台湾の高雄市とのように、八王子まつりとケッコル祭りで、両市民が交流できると素敵ですね~
私達の次回の韓国訪問は、始興市ケッコル祭りの時期になりそうです(笑)

始興市ケッコル生態公園