八王子十五宿を巡る、スタンプラリー!

4月22日、大久保長安祭り(4月23日に開催)に合わせて企画された、「八王子15宿めぐり絵図&スタンプラリー」に参加しました!


江戸時代後期の八王子に、目印となる現在の八王子の建物を加えた絵図を見ながら、八王子15宿跡地を歩き、最後には、長安祭にたどり着くという企画で、かつて長安が治めていた、八王子の街づくりを体感してもらう目的があるらしいです。


スタンプラリーですが、「八王子十五宿」のうち、10カ所のスポットにスタンプが置かれていて、10個全てのスタンプを集めた人には、長安をモチーフにしたバッジ、シール、そして、絵本「長安さまのまちづくり」をもらえることになっていました!


JR八王子駅の南口付近にある、はちはく(桑都日本遺産センター八王子博物館)で、八王子宿の絵図が載っているスタンプラリー用マップを受け取って、子安神社からスタンプを押していきました。


コースは以下の10箇所です。

①子安神社(子安宿) ②花水木(本宿) ③まちの駅八王子 CHITOSEYA(八日市宿)④荒物加島屋(八幡宿) ⑤イツミヤ(八幡宿) ⑥大村屋(本郷宿) ⑦揺籃社(久保宿)⑧日吉八王子神社(嶋之坊宿) ⑨信松院(上野原宿) ⑩産千代稲荷神社(小門宿)


上の10箇所、全てのスタンプを押したのですが、④荒物加島店と⑦の揺籃社では、お店の方との交流をすることが出来ました!


ひときわ目を引く、レトロな蔵造りの建物、荒物加島屋に入って、スタンプを押した後に、店員さんにお店について、お聞きしました。
聞いてみると、明治時代(明治20年)に建てられた建物だと聞き、とても、驚きました!


八王子市は第二次世界の末期に、八王子空襲で、市街は、一面焼け野原になっていたはずなので、「八王子空襲で八王子市街は壊滅状態だったと思いますが、この建物は戦火を免れたんですか?」と聞くと、2つ焼夷弾は落ちたらしいのですが、お店のシャッターをきっちり閉めていたことで、酸素不足となり、自然鎮火したそうです。


空襲での焼跡が、店の入り口の右側に残っているのですが、その部分を背景にして、お店の方に、記念写真を撮っていただきました。


甲州街道沿いにある人通りの多い場所で、私もよく、その前を通っていたはずなのですが、今まで、全く気づきませんでした(^_^;)


そして、甲州街道追分交差点沿いにある、自費出版の印刷会社、揺籃社の入り口で、スタンプを押した後に、「高尾山の花名さがし」や「大久保長安 家康を創った男!」の作者 山岩 淳さんと、話すことが出来ました。


山岩さんが「自費出版に関心ありますか?」と私に仰ったので「自費出版には、とても関心があります」と答えたところ、揺籃社の中に入れて頂き、自費出版のやり方を書いた、サイトを教えてくださったり、揺籃社で自費出版した多くの本を紹介してくれたりしました!


翌日の23日には、3年ぶりの「長安祭」が行われていたのですが、メイン会場である産千代稲荷神社で、10個揃ったスタンプと引き換えに、景品がもらえることになっていたので、景品のためだけに長安祭に行ってきました(笑)が、見事、大久保 長安が描かれているオリジナル缶バッジとシール、そして、絵本「長安さまのまちづくり」(揺籃社)を頂くことが出来ました!


大久保長安が亡くなって、今年が410年になるそうなのですが、八王子城落城後、大久保長安によって、新しく作られた八王子の街は、今もなお、その面影を、至る所に残しています!


今回はひとりで、迷いながら、また、想像力を膨らませながら、八王子十五宿を歩いて回りましたが、6月17日には、大久保長安の会会長の鈴木 泰さんが、八王子十五宿時代の拠点と文化財を巡りながら、ガイドをしてくださるそうなので、ぜひ参加したいです!