桜の皇居周辺ウォーキング

3月30日に、NPO法人東京都ウォーキング協会(TWA)主催の「皇居周辺さわやか巡り」に参加しました。


今回、なぜ、このウォーキングイベントに参加したかというと、今年の1月に、知り合いの台湾人の事業家の方が、東京に観光に来られたのですが、急に皇居を案内してほしいと、リクエストがあって、事前勉強はしたものの、当日、全く皇居について話せなかった悲しい思い出があり、海外からの観光客のために、皇居ガイドの準備しておきたいと思っていたからです。


当日、午前10時に小川町のTWA事務所をスタートし、和田倉門〜皇居外苑内〜桜田門〜皇居外苑通り〜千鳥ヶ淵緑道〜九段下〜飯田橋〜御茶ノ水橋〜ゴールTWA事務所の約10キロのコースを歩くことになっていました。


しかし、その時間に集合場所に行ってみると、少し前にいたはずの参加者の集団が、みんなにいなくなっていました(^_^;)


TWA事務所から、参加者らしき高齢者の女性二人が出てきたので、集合場所に誰もいないことを伝えると「いつも、そうですよ。勝手に歩きだして、勝手に解散なんですよ。」と、平然と話されてしまい、少し拍子抜けしました。


でも、このまま一人で歩いても、前回と同じように、何も分からずに終わるかもしれないと思ったので、二人の方に、無理やりに、ついて行くことにしました。


二人の方は、この周辺を熟知している方で、地図通り行こうとされておらず、ショートカットで、皇居の中心を抜けて、そのまま帰宅されようとしていたので、私が見たかった皇居を、二人から説明も聞きながら、詳しく見ることができて、むしろ、良かったです!さらに、その日は皇居の公開日で、桜の満開日でもあり、皇居観光を意外にも満喫できました。


皇居を歩いたコースは、宮内庁の近くにある坂下門から皇居に入り、乾通りを通って、乾門を抜け、日本武道館を横切って、田安門から出ていくコースとなりました。


皇居に入る前に、おすすめのスポットである二重橋とその隣の伏見櫓を見ましたが、実際に見てみると、とても壯觀で、過去にタイムスリップするような、歴史の深さを感じました!


坂下門から皇居に入る前に、手荷物検査とセキュリティーチェックが行われ(特に厳しい感じではなかったです)、初めての皇居入場となりました(笑)


大勢の外国人が皇居観光に来られていましたが、それでも少ない方で、皇居の入場のために列が出来て、1時間ほど待つことも多いそうです。


坂下門から、入ってすぐ左側奥に、皇族が住んでいらしゃる宮殿があり、そして正面に日本の行政機関の宮内庁庁舎が見えました。外国の大使が新しく赴任するとき、挨拶のため、皇居の外苑から馬車で宮内庁庁舎まで来られるそうです。


そこからさらに進み、江戸城の原型の城があったとされる道灌濠や、石垣上に建てられた長屋、富士見多聞を左右に見ながら、乾門を通過しました。
乾門周辺で写真撮影をしている間に、案内して下さっていた2人の方を、見失ってしまいました。


それでも、皇居の核心的な部分の説明を聞くことができ、皇居の全体像が見えてきたので、2人には、とても感謝しています。


皇居といっても、今日、見ることができたのはごく一部らしく、皇居の大きさは、なんとディズニーランドの約2倍になるそうです。
東京最大の緑地である皇居(2位が明治神宮外苑)が、都心の真ん中にあるなんて、不思議ですね。


東京は皇居を中心に発展してきたので、皇居を知ることは、東京を知ることにもつながります。
多方面で興味深くて、是非、また来たいと思いました。
そののち、桜の名所、千鳥ヶ淵緑道の景色を楽しみながら、帰宅の途につきました。

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