台湾海外研修(3日目)
八王子市の海外友好交流都市、高雄市の市政府を表敬訪問しました!

八王子市の4つある海外友好交流都市の一つである高雄市!
高雄市は、4つの海外友好交流都市の中でも最も交流が盛んで、高雄市との交流に大きく貢献した前八王子市長の黒須 隆一氏は高雄市名誉市民にもなっています。


私達は、八王子市と高雄市との交流を、さらに活性化させる目的で、高雄市政府 国際処に表敬訪問することになったのですが、大きな選挙を控えているため、あまり時間は出してもらえないだろうと、関係者から聞いていました!


台湾高鉄(台湾新幹線)で、約2時間かけて、高雄市に着きましたが、同じ台湾(台湾は九州ぐらいの大きさ)にも関わらず、台北市と天候が全く違っていました!


台湾中央を通る北回帰線を挟み、北が亜熱帯気候、南は熱帯気候に分けられるそうで、高雄市美麗島駅のステンドグラスアートを見学してから、高雄市政府に着く直前に24度(しかし、高雄市の市民はコートを着ていました(笑))だと聞いて、驚きました。


高雄市政府には、いくつかの場所に建物点在しているため、最初、間違った場所に行ってしまい、少し約束時間に遅れてしまったのですが、国際処の職員の方々が玄関で待って下さっていて、温かく迎えてくださいました!


そして、高雄市政府国際処の会議室に連れて行ってくださり、国際処の処長 張硯郷さんを始め、数人の職員の方と対面し、表敬訪問させて頂きました!


処長の張さんは、若くて美しい方でしたが、元アナウンサーの方で、去年の8月から赴任したようです。高雄市政府としても、力を入れている部署だということが、そのことでも分かりました。


高雄市の人口は277万人。高雄市の海外友好交流都市は、なんと33もあり、八王子市も大きな都市だと思っていましたが、スケールが違っていました!


張処長は、「高雄観光は一日ではもったいないです。3日は必要です!高雄市には新しい観光スポットで、ライトレールに乗って行くことができる、トトロの森のような場所もあります。そこには、美術館や海辺もあるんです。また、B級グルメも美味しくて、私が高雄市に移ってきてから、5キロも体重が太りました(笑)」と話されていました!


八王子市は、高雄市と2006年11月1日に海外友好交流都市締結が結ばれて以来、16年に渡って交流が続いていて、高雄市のランタン祭り等を通じて、黒須 隆一 八王子前市長や、石森 孝志 八王子市長等も、度々訪問していますし、小中学校の交流も盛んです。


また、私が知らないだけなのですが、文化、経済、農業の分野での交流も、積極的に行われているとのことでした!


ただ、台湾や高雄市に対するアピールが、八王子市民に、どれほどされているかというと、16年間という長い交流を考えると、弱かったのではないかと思います。特に市民に届く高雄市の情報は、少なかったかもしれないと思いました!


八王子市多文化共生課で4つの海外友好交流都市写真展を行ったりしていますが、八王子市役所や八王子市国際協会とも協力して、高雄市について、もっと知ってもらう機会を作れたらと思いましたし、高雄市のイベント情報を随時、高雄市政府からシェアして頂き、台湾旅行者に、お伝えするなどして、交流を促進する活動を、さらに進めたいと思うようになりました。


最後に張処長が、「高雄市は、去年2022年が市制100周年で、歴史ある都市です。
これからも、高雄市が元気よく発展していきたいという意味を込めて、カラフルに作ったプレゼントを用意しました!」と仰っしゃり、私達一人一人にプレゼントを下さいました!


今回の表敬訪問で、高雄市が33の姉妹都市の中でも、八王子市との交流を、特別に考えて下さっていることが分かり、とても感謝しましたし、高雄市政府との交流について、八王子市役所や八王子市民の方にも共有する機会を、必ず作りたいと思います!