パラスポーツによる台湾と八王子市との絆!

9月23日(金)台湾✖️八王子市民パラオンライン交流会が、行われました!


台湾が八王子市のホストタウンに決まった時(2020年5月29日)には、すでに日本でのコロナ感染が拡大し、八王子市の事前キャンプ地に来られる予定だった、台湾パラパワーリフティング選手と八王子市民の交流する機会は、2021年の夏に行われた東京2020大会まで一度も無く、それ以降もありませんでした。


私達、NPO法人おもてなし国際協議会は、コロナ禍でも、ホストタウン活動として出来ることを探して、やっていこうとして、台湾応援動画の作成、台湾ダムの父、八田 與一氏に関する講演会、東日本大震災10周年に向けて、復興支援ソング「花は咲く」を台湾 新竹市の合唱団と八王子市の歌手が共に歌う動画の作成等を行ってきましたが、台湾パラパワーリフティング選手とは、結局、接点がありませんてました。


東京2020大会の一周年となる、この時期(2022年8月〜9月)に、オンラインという形ででも、交流をしたいという念願が叶い、一般社団法人台湾友の会、NPO法人おもてなし国際協議会、中華パラリンピック協会が共催して、今回のイベントを行うようになりました!


来賓には、八王子市民を代表して、台湾友の会の会長であり、八王子前市長でもある 黒須 隆一氏が参加され、また、台北市にある泰北高校の日本語科の学生たちも、授業の一環として参加するなど、非常にパラエティに富んだ人達がが参加されていました!


八王子市の本会場となったクリエイトホール第5学習室は、準備段階から、熱気に溢れていて、イベントの成功を予感させるものがありました。


台湾側からは、中華バラリンピック協会の張 秘書長 国際部の担当者、パラパワーリフティング 林亜璇(リンアセン)選手の3名が、中華パラリンピック総会事務所から繋いで、参加してくださいました!


林選手は、冒頭の挨拶を、日本語でされたのですが、一気に参加者全体の雰囲気が、明るくなりました!


また、大会を通じての感想を語る中で「コロナ禍での大会だったのにも関わらず、東京が、心を尽くして開催してくれたことに、感謝し、嬉しかったです。一生忘れられない思い出になりました。選手村のダンボールのベッドも、ベッドが壊れないか、何回もテストをしましたが、ほんとうによく寝られました。」と、語る言葉や表情に、感謝が溢れていました。


そして、林選手が、大会で、最も感動したことが、オリンピック選手と同様に、パラリンピック選手にも、スマホを一台ずつプレゼントしてくれたことだそうで、オリンピック選手とパラリンピック選手を、同じく接してくれたことだったそうです。


以前、出場した5回のオリンピック・パラリンピック大会では、オリンピック選手にしか、賞が与えられないことに寂しい思いをしてきたので、東京2020大会での、パラリンピック選手への気配りが大きな感動に繋がったのです。


質疑応答の時間に、泰北高校から、「八王子市って、どんな市ですか?」という質問が出たため、急遽、黒須 八王子前市長が、八王子市について話されることになりましたが、本当に嬉しそうな表情で、八王子市の魅力について、分かりやすく語って下さいました!


その後の高校生からのチャットによる反応で「八王子に行きたい」「八王子、いいですね」などのメッセージが飛び交っていました! 


最後に、日本側から台湾への歌のプレゼント(曲名: 絆 https://youtu.be/cnrZXs-fSVg)をしたり、東京2020大会中に、林選手が行けなくて残念だったと話していた東京ディズニーランドに、次回、来日した時には、私達(黒須さんも含む)と一緒に行く約束を取り付けたりして、心と心の繋がる時間となりました!


黒須さんから、私達スタッフ達に、「本当に良くやったよ。皆さんの努力には敬服するよ。」と、嬉しそうな顔で何度も話していましたが、それほどに、スムーズに、楽しく、イベントが行えたのです。


オンラインで、現地と直接繋いでのイベントは初めてだったのと、参加する方たちの中に、VIPの立場にある方たちも参加してのイベントだったため、周りから心配もされましたし、スタッフが絶対的に足りない状態だったので、奇跡的な結果でした。


台湾とのホストタウン活動は、これからも続いていきそうです。

動画1

動画2
動画3