台湾大使館(台北駐日経済文化代表処)を表敬訪問しました!



5月12日(木)八王子前市長 黒須 隆一氏、台湾大使館 元秘書・鄧(とう)淑晶(しゅくしょう)氏、私と、おもてなし国際協議会の理事 本田の4名で、初めて台湾大使館を表敬訪問しました!

目黒駅で4人が合流して、大使館に到着し、秘書の方に二階の奥にある応接室まで案内して頂きました。

正面には、以前、蔡 英文総統の写真が飾られていたらしいですが、現在は台湾で一番高い山 玉山(3952m)の絵が飾られています。

その絵の下に2つの来賓席があり、正面に向かって左に黒須氏、右側に謝長廷 駐日大使が座りました。

また、その後ろに縦にテーブルが置かれていて、テーブルを挟んだ左側に、前から、私、鄧氏、本田が座り、右側には、秘書の劉さんが座るようになりました。

今回の表敬訪問で、私の役割としては、コロナ禍で交流が沈滞していたり、継続的な交流が難しくなっている日台交流団体と連携して、新しい日台交流の流れを作っていく提案をすることでした。

しかし、直接大使にお話を伺ってみると、日台交流はすでに盛んに行われているので、むしろ、台湾が困ったときに日本から応援することを目的とした団体を育てたいと仰っていました。

大使が日台関係の話をしながら、度々口にする「困った時の友が、真の友」を具体的に展開していきたい表れだと思いました。

ちょうど、東日本大震災や熊本大震災の直後に、台湾から多大な義援金が送られ、日本から台湾にワクチン支援をした時のように。

確かに、そのような動きは、日本政府を除くと、台湾より日本が弱いかもしれません。気持ちはあると思うのですが。

他にも大使の考えをいろいろと聞かせて頂くことで、台湾の状況の緊迫感、切実さが伝わってきました。

1時間以上の時間を割いて頂き、予想していた以上に成果のある時間になったと、帰る途中で話の花が咲きました。

苦労はあっても、相手の心に寄り添う活動であってこそ、意味のある共生となると思いますので、私達の台湾にできることを、もう一度、深く考えたいと思います。