さよなら稽古場公演 『碧綠的詩(へきりょくのうた)』 〜台湾ダムの父、八田與一が 今、蘇る!〜

2020年12月5日に、台湾✖八王子市ホストタウンイベント
〜未来につなごう、日台の絆〜 で、八田與一さんの孫である
八田修一さんをゲストにお迎えして、半年ほど経ちました。

いつもお世話になっている方なのですが、演出家として、日本だけでなく、台湾でも活躍されているSAKURAさんがそのイベントに参加し、その後、八田修一さんから直接取材をされました。
そして、今年5月上旬に、八田與一さんが建設の責任者となった、壮大な烏山頭ダム建設物語「碧緑的詩」が、上演されるようになりました!

さくらさんの演劇作品は、取り扱う内容が壮大で社会的なものが多いですが、上演中、効果的に映像を使うことで観客に分かりやすく表現していたり、コメディー調の作品になっているため、演劇の中身の予備知識が無くても気楽に楽しく見れるのが特徴です。

八田與一さんが活躍した日本統治後の台湾ですが、教育水準や衛生水準が飛躍的に上がった等、その当時の植民地支配によって台湾が発展した話をよく聞きます。しかし、日本が台湾人の人権を抑圧した面も、演劇の中ではリアルに伝えていました。
八田與一さんが、なぜ、今も台湾人から愛され続けているかを知る上でも、この視点は、とても重要だと思います。

また、劇中でしばしば登場するニセ天勝一座(てんかついちざ)ですが、天勝一座は、明治後半から昭和初期まで興行界で大成功した女性のマジシャン、松旭斎天勝が座長である一座で、ダム建設のために、労働者が家族と共に住める街(学校や病院もあった)を建設した八田與一さんは、そこに天勝一座を招待し(本物ですよ(笑))公演してもらったこともあるらしいです!

同時期にニセ天勝一座も多く現れていたらしいのですが、劇中では、そのうちのあるニセ天勝一座に八田夫婦は騙され、彼らの引き起こすドタバタ劇に、純粋な八田夫婦はまきこまれていくのです!

涙と笑いのライトコメディー!
後日配信の申込みが、6月5日までです。
この機会をお見逃しなく!

「SAKURA PRESENTS色シリ―ズvol.22『碧綠的詩(へきりょくのうた)』」後日配信開始
【予告映像】
https://youtu.be/JP7X9_TtWeA

【お申込み】https://my.formman.com/t/A6D2/