八王子市を、日本一きれいな街に!

5月30日はゴミ(53)ゼロ(0)の日として、全国でゴミ減量、3R推進をする日となっています。愛知県の豊橋市で始まった、530(ゴミゼロ)運動ですが、それが全国に広がり、1993年に厚生省が、5月30日を初日とする一週間(5月30日〜6月5日)をゴミ減量化、リサイクル推進週間と制定しました。八王子市では、今年、日曜休日にあたる5月26日の午前にゴミ拾いを行われたところが多かったです。
中央大学では、3日間(5月26日、28日、30日)に渡って、「クリーン作戦 春の陣」〜今日から始められる 社会貢献活動〜というタイトルでゴミ拾いを行いました。
26日は、午前中に中央大学ボランティアセンターと、中央大学グリンバードが合同でゴミ拾いを行いましたが、中央大学ツナグ〜across2020〜と、おもてなし国際協議会は、平日の授業前と、授業後の一回づつ、28日と30日に、中央大学ボランティアセンターの協力を得て、26日に出来なかった中央大学周辺のゴミを拾うことになりました。


中央大学の正門から、平山城址公園や、多摩動物公園に抜けていく登り道と下り道を2日に渡ってゴミを拾いましたが、中央大学から少し離れた道沿いに、破られている猥褻な雑誌の紙切れが散らばっていたり、何年も捨てられたままのカン、ビン、ビニール袋が、道から少し外れたところに多く散在していました。
以前から、時々通る道で、気になっていたのですが、念願が叶って、無くすことが出来て、とても気分が良かったですし、何と言っても、中央大学周辺や、中央大学に、以前よりも関心を持つようになりました。
私のお世話になっている先生は、ゴミを拾う際に、自分の土地でないところも、毎回、自分の土地のように一生懸命拾われていて、それを訝しがる周りの人達に「主人のように考えて生きれば、その場所の主人となり、僕のように生きれば、その場所の僕になる。」と仰って下さったことが、私の座右の銘になっています。
一緒に、参加した韓国人の留学生は「韓国では、こんなボランティアをしたことが無かった。一人でゴミを拾いながら、いろいろ、ゴミと繋げて考えられるのが、とても良かった。」と話していました。
今年、八王子市は、50万人以上の都市の中で、一人当たりのゴミの量が日本一少ない都市に選ばれたそうです。そのきっかけですが、2003年に八王子市で、ゴミ有料化を日本で最初に実施して、多くの反対もありましたが、アンケートの実施や、説明会を根気強く行うことで、劇的にゴミの量が減ったところから、日本有数のゴミの少ない都市に変化したようです。
これは八王子市の大きな特徴だと思いますし、市内でゴミに関わる活動をする際に、「八王子は、ゴミの減量化のモデル都市を目指そう」という意識で行うことが、八王子市を愛することに繋がり、外部から来る方への「おもてなし」にも、繋がるように思いました。