韓国食文化を満喫! 初の韓国料理企画で会場は一つに!

5月1日は、令和時代の1日目になりますが、主催 ニッコリ韓国語講座、ツナグ〜across2020〜 協力 NPO法人 おもてなし国際協議会で、グローカル カフェ「おもてなし韓国料理企画」を、子安市民センター調理室で行いました。
料理と「おもてなし」は、とても、深い関係ですし、韓国グルメの方は多いことを聞いていましたが、自分があまりに、料理を作らないため、無意識的に避けて来たのかもしれません。それが、最近働き出した、グループホームの利用者の方に、否が応でも、作らざるを得なくなってから、いつの間にか、料理を作ることが負担でなくなっていました。
また一方で、今年1月8日から始まったニッコリ韓国語講座のメンバーを中心に、ゴールデンウィーク辺りで韓国関連のイベントをしようという話が出ていたこともあり、ネイティブの講師の方と、ニッコリ韓国語の参加者にも相談して、韓国料理企画をしようという話が持ち上がっていました。
正直、当初は軽い気持ちで、超簡単な韓国料理を考えていたのですが、ネーティブのキム先生が、韓国料理を専門的に指導できる方だと分かったのと、キム先生の右腕となってサポートされる方たちも、関わることになり、5月1日に本格的な韓国料理企画となりました!
今回の韓国料理のメインデッシュは、なんと人気沸騰の「チーズダッカルビ」で、チヂミ、ワカメスープ が、サイドディッシュの豪華なメニューになったのです!
それもあって参加者のモチベーション、とても高かったですね!
講演とは違って、一緒に作りながら、対話が弾み、自然と笑顔が溢れる時間になり、短時間で、お互いに親しくなれた、素敵な時間でした。
韓国では、「パン モゴッソヨ(ご飯食べましたか)」「シクサ ハショッソヨ(食事されましたか)」が、今では見られなくなりましたが、挨拶言葉で、1970年〜80年代は、お腹が空いたら、誰の家にでも入って食事ができたそうです。まさに、ご飯は韓国人の愛情と繋がっている言葉であり、韓国文化と切っても切り離せない関係があります。

また、東京外大の卒業生で、平昌オリンピックのボランティアに参加された方のスピーチも食後に行われました。
リオオリンピックのボランティアに参加された先輩の話を聞いて、興味が湧き、応募して受かったようなのですが、現場に来ていた、オーストラリア人や、障害者の方、韓国の学生など、様々な出会いがあったこと、韓国に来てみて、日本で感じていた韓国人のイメージが変わり、親しく感じるようになったこと、ボランティア精神がついたこと等を、体験談を踏まえて、話して頂き、2020年東京オリンピックに、どのように海外の方を迎えるべきなのか、その重要性やビジョンを感じることが出来ました!


最後、キム先生から、一言仰られたのが「私は日本に来て、20年近くになるが、たまに、韓国に帰ると、自分が知らないうちに、日本人に性格が似て来ているのを感じる。韓国に帰って韓国の若者たちから感じるのが、エネルギーだ。日本に無い、韓国の良さがある。お互いに手を繋いで、理想的な関係が築かれることを願っている。」と話されていました。


司会は、ニッコリ韓国語のメンバーと、ツナグ〜across2020〜のメンバーの2人で行い、写真、映像は、おもてなし国際協議会のメンバーが行うなど、運営の中でも自然な形で交流があり、オリンピックの目指す、多様性と調和の縮図を見る思いがしました。さらに、今後も、もっといいものに繋げていけたらと願っています。