「全国でつなぐSDGsなGPSアートリレー」参加団体紹介#11#12



今回は群馬県グンマー会と、東京都八王子市で活動している私達の団体 NPO法人おもてなし国際協議会のGPSアート作品の紹介です。



【参加団体のSDGsへの取り組み紹介⑪🌏✨】



<参加団体名 / 活動拠点>


グンマ-会/ 群馬県



<SDGsへの取り組み>


9.産業と技術革新の基盤をつくろう



<参加団体の活動>


ご覧いただきありがとうございます。

【グンマー会】です。

私たちは、群馬県富岡市にある世界遺産『富岡製糸場』の歴史を学ぶ団体です。群馬県富岡市を中心に活動しており、富岡製糸場とその関連施設を調べたり訪問したりしています。

スローガンは「豊かな心で豊かな社会を」。


○メッセージ


1872年(明治5年)に設立された富岡製糸場は、来年2022年に創立150周年を迎える歴史的な官営模範工場です。

当時、模範工場は

①洋式の製紙技術の導入

②外国人指導者の登用

③製紙技術の指導者育成

という3つの考え方で運営されました。これにより、富岡製糸場をはじめとした官営模範工場では、全国から工女が集い、伝習を終えた工女たちが出身地へ戻って各地で機会製紙の指導者として活躍しました。

この3つの考え方をもとに、現代を生きる私たちも、

①新しい考え方や価値観を取り入れ、

②自身よりも優れた指導者を仰ぎ、

③会得した知識・精神をもって自らもリーダーシップを発揮しよう!

という志を持つべきではないでしょうか。

歴史を学び得られる教訓を現代に活かすこと、これによってSDGsの達成に近づくことができますし、なにより自分自身が成長できます!

豊かな心・精神を養うことで、豊かな社会、平和な世界を実現しましょう!



<感想>


・今までは、SDGsに世界的に取り組んでいこうという流れは感じていたものの、「自分たちには何ができるのだろう」と漠然と考えるにとどまっていました。しかし今回イベントに参加したことで、団体として、個人として、SDGs達成のために何ができるのかを具体的に考えることができました。

・各団体が想いを込めて走ったGPSランも、アート作品としてだけでなく、SDGsに取り組む仲間の絆としても一つに紡がれたのではと感じます!




【参加団体のSDGsへの取り組み紹介⑫🌏✨】




<参加団体名 / 活動拠点>


NPO法人おもてなし国際協議会 / 八王子市



<SDGsへの取り組み>


10.人や国の不平等をなくそう



<参加団体の活動>


おもてなしとは本来、商業的・意図的なものではなく、家族と接するように、表裏のない心で見返りを求めない対応だと言われています。

自分が害を受け、損をするとしても、隣人の痛みを自分の痛みのように分かって、自分のことのように愛する心で分け与える『真のおもてなし』は、民族や人種を越えて共感するものです。

おもてなし国際協議会は、高齢者、障害者、外国人など、幅広い方に対応ができる『質の高いおもてなし』を研究し、実践することで、多様な人と人とが結びつき、認め合い、助け合い、活かし合いながら、共に暮らす多文化共生の街づくりを多摩地域で実現していくことを目指しています。

現在は八王子市で台湾のホストタウン活動に取り組んでいるのと、日本遺産等を通じて、八王子市の魅力を市民を始めとして多くの人に知ってもらうための活動をしています。



<感想>


やさしい日本語の活動を八王子市で始めて8ヶ月ほどになります。日本の少子高齢化とそれに伴う技能実習生の増加などにより、外国にルーツを持つ方達の割合は今後さらに増えることでしょう。

3つの壁と言われる「言葉の壁」「心の壁」「制度の壁」が在留外国人の生活を困難にしていると言われていますが、八王子市で「やさしい日本語」を普及させることで、外国人が訪れやすく住みやすい多文化共生の街になるように活動しています。

GPSアートでコロナ禍でもメンバー通し楽しみながら、発信する内容を考えたり、実際に作品を作っていく過程がとてもいい思い出になりましたし、やさしい日本語の活動をより多くの方に知ってもらってやりがいがありました。また新しい形でGPSアートに挑戦したいです!



 #sdgs2021run