「備えよ、常に」

11月13日に外国人と防災に関するシンポジウムが、東京都庁の会議室で行われました。

ゲストは、多文化共生マネージャー全国協議会の高橋 伸行さん、東京都知事 小池 百合子さん、森ビル株式会社社長 森 浩生さん 羽衣国際大学教授でタレントもされている にしゃんたさんの4人でした。
とても豪華なゲストであり、さらに、東京都庁の会議室で行われるので、期待しながら、参加しました。

日本に住んでいると、気づかないですが、日本は災害の種類と回数が、他の外国に比べて多いため、日本に来て、そんなに経たない外国人にとっては、私たちの想像以上に混乱することについて、ゲストの間で話されていました。

日本に来る上で外国人が来たがらない理由の3つが①子供の教育②医療③地震だそうです!
にしゃんたさんは、「2004年にスリランカに津波が来たのは、ほぼ、1100年ぶりだったため、津波から逃げるどころか、むしろ、面白がって近づいて行った人たちも多く、10万人以上の人たちが亡くなった。そんな災害に免疫のない外国人が多いことを、日本のみなさんは、知っておいた方がいい。」と話していました。日本の方達も記憶に残っている2004年12月26日のスマトラ沖地震のことです。その時には、なんと22万人が亡くなったと言われているのですが、スリランカは、スマトラより、政治、軍事、内紛事情が複雑で、さらに大混乱に陥りました。

 

特に、外国人がただでさえ、困惑しやすい異国で、さらにアブノーマルな極限に至るなら、どれほどの恐怖に陥るか、情報をどう、彼らに伝えるべきか、災害が起こる前に考えないといけないことが分かりました。 

森ビルの森さんは、「逃げ出す町から、逃げ込む町へ」という町づくりに励んでいて、六本木ヒルズに数千人が3日間は確保できる生活必需品を常備していると話していました。 
小池さんは、昔、所属していたガールスカウトで大事にされている言葉「備えよ、常に」について話され、具体的な物の準備に加えて、防災アプリの存在や情報をもっと分かりやすい言葉で伝えるべきことを話されていました。この「備えよ、常に」という言葉は小池さんの座右の銘らしいです。また、「言葉の壁、心の壁、制度の壁を取り除かないといけない。そして、災害が起きた時には、外国人も日本人も一緒に助け合えるようにしよう」と。 

最後、コーディネーターの高橋さんが、
①普段から、お互いのことをしることが大事だし、
②普段から、どれだけ準備するか大事だと話して締めくくられていました。

私も、韓国で留学中に、神戸大震災を経験しましたが、少しの地震でも大騒ぎする韓国の方から、「日本で、物凄い地震が起こったよ」と言われても、全く実感が湧かず、テレビを見ても、海外なので情報が錯乱していて、確認のため、四国の両親に電話した時に、繋がらなかった時、大変、恐怖を感じました!

災害は忘れた頃にやってくるといいますが、突如、どん底に落ちた時でに最も大事なのは、そうなる前に、防災訓練などを受けて、準備しておくこと。また、その際の共通のルールを早く作り、それを正しくつたえ、守らせていくこと。人生で言い換えると、過去の苦い経験や、偉人たちの生き方から、人生の道となる、成功哲学を学び、問題が起こる前に、早めに予測して生きることが重要で、それが本当の安心を生み、人との関係も、よりよく作ることが出来ると感じました。