ヒーローってなんだろう?

こんにちは、OWLです。

おもてなし国際協議会主催の8月31日の演劇を見に行きました。

演劇の内容は台湾の民主主義の先駆けとなった「鄭南榕(ていなんよう)」さんにまつわるものでした。

 

第2次世界大戦後、台湾は日本の統治から解放されたものの中国から流れてきた国民党の統制下になり「犬が去り豚が来た」と言われるほどひどい統制だったそうです。

そのうちに戒厳令というものが公布され、それは『非常事態の判断は軍に委ねられる』という内容で
つまりは反政府的動向が見られれば連行されて処罰される、というものでした。

その時代に生きた鄭南榕さんは『100%言論の自由』を、『台湾の独立』を得るために、
様々な免許を取得し雑誌記者となり、新憲法草案を載せたり、軍に連行され処罰された人の生を載せたりと反政府的活動をされ、そのために本人も2度連行されました。

それでも出版をやめなかったため裁判所に呼び出しを受けた後は、自身の編集室にたてこもり、出版活動を続けました。

最期は、300人の拳銃を持った機動隊が押し掛けてきた時に、用意しておいたガソリンに火をつけて焼身自決されました。

(もっと詳しく知りたい方はぜひ調べてみてください(*^-^*))

 

彼の自決後さらに台湾の民主化運動に火がつき、1989年に戒厳令は撤廃されました。

 

時代を変えるために犠牲になった鄭南榕さん

 

その生を描いたこの演劇を見て、私が感じたことは、
「真の英雄(ヒーロー)は犠牲になることを惜しまない」ことでした。

 

私がヒーローと聞くとパッと思い浮かぶイメージは、何か超能力を持っていてかっこよく皆を救い称賛を受ける人だったけれども、真の英雄・歴史を変える奇跡を起こす人とは、自分の命すら差し出す人なんだ、という衝撃にも近い感覚を覚えました。

また、この日は鄭南榕さんの妻である葉菊蘭(よう きくらん)さんもいらしてたのですが鄭南榕さんの精神を受け継いで生きるその姿を通して、歴史を見た人が生きて後世まで伝えていくことの大切さも感じられました。

多くの人がこの演劇を鑑賞され、それぞれで感じられたことは違うことだろうと思います。
私の感想はご参考までに…

 

最後に

 

何気なく現代を生きている私たちだけれども、
この日常を得るために影ながら犠牲になった人の存在を忘れずに
皆が自分の価値を発揮して過ごせますように心に願います。

ではでは(*^-^*)