2020年東京オリンピックでのボランティア講演を聞いて

10月18日 首都大学東京の教室で
首都大学東京オープンユニバーシティー

特任教授 舛本 直文 教授が講師となって、話してくださいました。

何度か、お世話になっている教授なので、僕が教室に入って座っていると、舛本教授の方から声をかけて下さって、「一人で来たんですね?長野さんの団体の方、沢山連れてきてくださいよ」と仰って下さいましたが、確かに全体で20人くらいの集まりで、もっと学生達に、広告ができたらいいのにという残念な気持ちが湧きました。

おもてなし国際協議会は2020年のオリンピックに向けて、特に海外の方を対象に、異文化を理解した上での「真のおもてなし」ができる人材育成、環境の充実、また支援活動を行うことを目的にしていますが、オリンピックはそもそも何のために行われるのか、もう一度、はっきり知る時間になりました。

オリンピックのボランティアには2つあって、大会ボランティアと都市ボランティアがあります。大会ボランティアは、運営がオリンピックの組織委員会であり、活動場所は、競技会場や選手村などの大会関係施設、また、内容は、観客サービス、競技運営サポート、メディアサポートなどです。一方、都市ボランティアは、運営が東京都、活動場所は、空港、主要駅、観光地、競技会場の最寄り駅などです。また内容は、観光、交通案内、競技会場までの観客の案内などです。



ボランティアは11万人募集しています(9月26日~12月上旬)が、内訳は、大会ボランティアが8万人(現在4万7千人)観光ボランティアが3万人(現在3千400人)なので、大会ボランティアの方は、順調に人数が増えてきていますが、都市ボランティアは人数がこれからです。

ボランティアをするにしても、オリンピックは一体何のために開催されるか、これを知らないではできないですよと舛本教授が力説していました(さすが自称 オリンピズム伝道師)。

オリンピズムとは、オリンピックの哲学であり、理念だと言えます。そして、オリンピックムーブメントは、オリンピズムを世界に広げる運動で、オリンピックムーブメントの代表が、オリンピック競技になります。スポーツを通じて心と体をきたえよう、肌の色や話す言葉、住んでいる国の違いに関係なく友好を深め、平和な世界を築いていこう、というもので、オリンピズムの3本柱が「スポーツプログラム」「文化プログラム」「環境プログラム(SDGなど)」ですが、やはり最終目的は、平和の祭典にしていくことです。

これが、ワールドカップ等の、他の世界的なイベントとの違いだと言われます。

五輪のマークですが、何となく、誰でもイメージする形があると思いますが、実際に書いてみると難しかったです。W型になっていて、輪同士は3つに重なることはありません。

色は、左から青、黄、黒、緑、赤で5大陸を表していますが、大陸の色ではありません。背景の白まで含めて、すべての国旗の色が、この6色で表せるらしく、世界の連帯と団結、そこから繋がる世界平和が表されています。クーベルタンの思想が込められていて深いし、色合いも、お父さんが絵描きだったことあり、1914年のパリ国際会議でオリンピックの父、クーベルタンが考案して一気に広がったらしいです。

今回の2020年の東京オリンピックのビジョンは

①全員が自己ベスト

②多様性の中の調和

③未来への継承

となっていて、「みんなの輝き(①と②)繋げていこう(③)」という言葉で表しているようです。

最後に、よくダイバスティ(多様性)が強調されていますが、実はユナイティ イン
ダイバスティ=共生社会になっていくことが大事で、そのために人が変わらないといけない(ヒューマニアス より人間らしく)ことがもっと大事だと。
オリンピックのモットーは「より速く、より高く、より強く」と言われますが、それにより人間らしく、を入れてほしい、ハードレガシー、ソフトレガシー そして、ヒューマンレガシーを入れた方がいいのではないかという舛本教授の話にとても納得しましたし、私たちのおもてなし国際協議会が目指すところが、今後、2020年の東京オリンピックの目指すべき方向に合っていることに、とても感動しました。あまりオリンピックのボランティアに関して参加するモティベーションが高くはなかったのですが、来週の講座も聞いて、ぜひ、参加してみたいし、周りの人にも呼び掛けてみたくなしました(笑)