民主主義の先進国家 台湾

10月10日は台湾の国慶節、いわゆる建国記念日なんです(今回、はじめて知りました)

1911年10月10日に辛亥革命がおこり、それがきっかけで、アジアで最初の共和国国家 中華民国ができるようになったことを祝った記念日らしいですが、台湾を、まだ国として認めていない国々が多いためか、中華民国の建国記念日を国慶節として祝うんですね。日本統治以降、台湾に入ってきて統治した、蒋介石の率いる中華民国の不正と抑圧から、民衆が自由を求めて立ち上がったことで、現在の台湾が存在しているとは思うのですが。

日本では10月4日に東京の帝国ホテルで、盛大に祝われ、大勢の関係者が駆けつけてきていました。

その集まりに招待されたので、先日行われた8月31日のイベントに、謝長廷 台北経済文化代表処駐日大使が来賓で来られたので、撮影した写真をお渡ししに行こうとしたのですが、大使に挨拶しに来られた方の長蛇の列に大変驚きました。台湾だけでなく、日本でも大変、人気のある方だと改めて認識しました。(写真は、謝大使令夫人に渡せました。)

挨拶の途中で、謝長廷 大使が壇上に立たれ、流暢な日本語で熱く熱弁していましたが、中国や他国の圧力に負けずに、今まで「真の民主主義国家」を立ててきた台湾独自の文化について語っていました。台湾の方々の熱気と、今回の集まりに象徴されている団結力は、現在受けている中国からの圧力に対して、決して負けないという思いが生んでいるのを感じました。

蔡英文は「自由と民主主義は台湾の生存の道だ」と主張していたように、「国境なき記者団」が発表した2018年度の世界報道自由度ランキングで台湾はアジアで1位になったようです。また、違った思想や、価値観に対して、尊重していこうとする懐の深さが、成熟した民主国家にしている原動力になっています。

日本の安部首相は、歴代の首相の中で一番、台湾との関係が近い方のようで、まだ自民党が野党であった時代、台湾が国民党の馬 英九 政権時代から、民進党の方との交流のため、台湾にはよく足を運ばれていたらしく、その当時は、本当に一般人としてしか、安部さんのことは扱われていなかったようですが、長くて深い付き合いが続き、今のような関係にまで築かれてきたようです。お互いにとって、苦難の時にどうしてきたかは人間関係と同じように、将来の関係性に大きく影響を与えますね。

来賓の一人として安部首相のお母様も出席されていて、台湾の国を熱烈に応援されていました。

日本が忘れかけている、台湾の民主主義と自由の精神、また、圧力に負けない一体感。日本が新しく生まれ変わるためにも、台湾との交流や助け合い、さらには運命共同体、すなわち、一つの体のように喜びも、悲しみも共に分かり、感じ、励ましあっていく関係に作っていくことが、今は、できる時でもあるし、積極的に、そのために動くことが必要だと思いました。