難民に優しい街になるために、私達がすべきことは?

「世界難民の日」特別シンポジウムに参加しました。

今年も、6月20日の世界難民の日が近づいているため、世界の難民の現状を、よりリアルに知り、日本として、また、この街として、何ができるか、考える時間を持てればと、「世界難民の日」特別シンポジウムに参加しました。

難民は移民とは違います。移民も難民も同じく国境を越えて国外に移動するという意味では、移民の中に難民も入りますが、難民は、自分の母国で国民として、また人間として当然あるべき権利がないため、移動して別の国が保護してあげないといけない人たちです。

去年難民 避難民の数は合わせて6560万人 その多くは18歳以下の若者だということもあって、今回は「世界の難民危機と私たちにできること~「難民とともに生きる」を若者と考える~」というタイトルになっていました。若者を中心に152名が参加している活気に満ちた集まりでした。

難民に関わる様々な分野のエクスパートや学生団体の代表が、話してくださいましたが、その中で印象に残ったことが2つありました。

一つは、難民の方たちの苦しみは、ISやテロリスト等の存在によるのでなく、世界の先進国の無関心によるものだと、ある難民の子供が話していたことでした。
そして、ある講演者の方が、日本に住む難民の方の文章を紹介され、平和を得た喜び、自由を得た喜びに満たされていて、一生懸命に生きることへの決心で締めくくられていました。

確かに、難民のことに関心がある人たちが、難民のイベントに参加しているケースが多かったと思いますが、今まで難民に関心のなかった人に、難民の生の声を聞いてもらったり、交流することを通して、難民の人が特別な人たちでなく、私たち日本人が、学ぶことの多い、愛すべき友人として接していけたらと思いました。

Understandという言葉がありますが、相手を理解する上で、自分を低くして相手を見るときに真の理解できるという意味が込められているようです。そのように、自分の考えを常に改めて、低くする訓練をしながら、正しく相手を理解する努力を、生活の中で行っていかないといけないと感じる時間でした。

Photo by Andy Wheatley/DFID – Refugees in transit from the border with DRC to Rwamwanja, Uganda