「はちおうじユニバーサル駅伝」の会場の下見に行ってきました!          

3月23日に、「はちおうじユニバーサル駅伝」のメンバーの一人で、パワーリフティング選手である、いくちゃんと一緒に、今年、10月31日に行われる「はちおうじユニバーサル駅伝」の開催会場を下見してきました。


「はちおうじユニバーサル駅伝」の会場は「東京フットボール富士森公園競技場」に先月の抽選で、決定したのですが、改修工事中に、新しくついた名前です。

少し前までは「富士森公園陸上競技場」という名前で八王子市民に親しまれてきた市民の憩いの場所でした。

去年9月から改修工事が始まって、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに合わせて、3月15日にオープン予定でしたが、コロナウイルスの件で、閉鎖中の完成された会場と、その外周を、その日、いくちゃんと二人で下見に行くことになりました。

桜が満開に近く、涼しい天候の中、競技場の外周を回りながら、外周の状態と、中の競技場の状態を、いくちゃんと一緒に確認したのですが、いくちゃんは、足が不自由で車椅子で生活しているため、車イスで、参加する方達の視点で、意見を聞くことが出来ました。

いくちゃんと、1週間前に会って、話をした時は、以前の「富士森公園陸上競技場」の時のイメージが両方ともにあって、外周の道は、公道も使うだろうし、道も荒れていて、車椅子が通るには、危険ではないかと、いくちゃんは随分、心配していました。


もし、競技中に転倒して、事故があったら、次の年から、ユニバーサル駅伝の開催が難しくなるのではと、いくちゃんが思ったからです。

当日、僕といくちゃんで、実際に現地に来てみると、競技場のグラウンドも、外周も見違えるほど、変化していて、心配も、少しずつ消えていきました。

外から見ただけですが、サッカーグラウンドとして使われる人工芝と、陸上トラックの色合いが、グラウンドの水準の高さを物語っていましたし、外周も、半分は、全く新しい道として、作られていて、全体的に道の作りが、障害者にも、通りやすく変わっていました。また、イベント中に、何かトラブルが生じても、ほとんどの場所は一目で見通せるので、それも、安全が最優先されるイベントの特質上、いい点でした。


障害者用のトイレも、綺麗で、球技場内のトイレがバリアフリー用のトイレになっていれば、問題ないだろうと、いくちゃんと話をしました。


今日の下見で、当日のユニバーサル駅伝のイメージが、色々湧いてきて、今後、すべきことが見えてきました。より多くの人にイベントに参加してもらう上で、ゲストのこと、ビラのデザイン、スポンサーのことなど、二人で長く、話し合い、希望の湧く時間でした。


「はちおうじユニバーサル駅伝実行委員」のメンバーの中で、いくちゃんだけが、障害者なのですが、彼の視点があって初めて、安心して、多くの人にも、ユニバーサル駅伝に誘えるため、「はちおうじユニバーサル駅伝」のプロセスの中でも、彼の意見は大事ですし、自分にとっても、室内で学ぶのとは違う体験が出来て、学びの多い時間になりました。

後日、他の「はちおうじユニバーサル駅伝」のスタッフメンバーの方達にも会場の確認をしてもらう予定です。